2017年03月25日更新

火災を拡大させないために

先月、事務用品通販大手の倉庫が大規模火災により数日間火が消えず燃え続けるという事故が起こったのは皆様の記憶にも新しいと思います。

広さは東京ドーム1個分にも相当する4万5千㎡が燃焼し、近隣の住民の皆様にも与えた影響は小さくは無いでしょう。

火災が長期化した一つの要因として、防火設備が正常に作動して意.無かったのではないかといわれているそうです。
消防設備とは別に防火対象物点検(防火シャッター、ダンパー、防火カーテン等)も一年に一回点検し消防署への報告が義務付けられています。

防火扉前に植木や荷物を置いているという現場は少なくありません。
その度、設置場所の移動等のアドバイスはさせていただいておりますが管理者様の日頃の心がけが大きな要因となってきます。
特に不特定多数の方が出入りする、飲食店やスーパー、劇場を運営されておられる方々には今一度ご確認をいただければ幸いです。

2016年12月09日更新

年末年始の火災について

早いもので今年も後20日余りとなりました。
師走の文字通り皆様ご多忙のことかとおもいます。

さて、毎年これくらいの時期になるとお客様から「設置している消火器を使用した」
というお問い合わせが数件届きます。

カセットコンロの火が新聞やテーブルクロスに燃え移った、ストーブでカーテンが焦げた
隣の家で小火が起こったため貸し出したと事由は様々です。

幸いにも小規模の火災で済んでいるケースが殆どですが中には二件隣が全焼したという報告も聞いています。
鍋物や暖房器具等火を使うことが多いことに加え、空気が乾燥しているため火の回りが速くなるもの要因でしょう。

万が一に備えて消火器を置いていても消火器はあくまで初期消火に使用するものなので火が大きくなった際には
自身の安全を考え避難してください。
その際、足元が燃えている場合避難通路に消火器を使用し通路を確保するという使い道もございます。
これからの時期、火の事故にはくれぐれもお気をつけください。

2016年11月30日更新

住宅用火災警報機の取替え時期について

少し前の新聞に住宅用火災警報機の設置が義務付けされて10年が経過して、
約1100万台が交換時期に差し掛かっている事が総務省消防庁の推計で分かったという記事が掲載されていました。

さらに日本火災報知機構工業会によると警報器本体や電池の寿命は10年程度のものが多く、電池交換しても
電子回路が劣化した古い警報器は火災を見逃す危険性があるとの事です。

一般的に警報器の点検は本体についている点検ボタンを押すかぶらさがっている紐を引っ張れば点検が行えます。
正常なら「正常です」と音声で知らせてくれますので年末の大掃除の片手間にでもご確認いただければ幸いです。

詳しい内容は一般社団法人日本火災報知機構工業会から注意喚起のパンフレットも発布されておりますので
見かけられた際にはお手にとって見てください。

当社でも火災警報機の販売取付も請け負っておりますのでお気軽にご相談ください。

2016年11月29日更新

民泊の開業に向けての手続き

最近、大阪の物件のオーナー様から、民泊を開業する為の消防設備の取り付け依頼が増えてきています。

民泊を開業する為には保健所への届け出、消防署への届け出、消防設備(民泊なら消火器、避難誘導灯、火災警報器等)が必要となってきます。

届け出を行う際に提出する書類作成も複雑な物が多く億劫に感じる方もいらっしゃいます。

しかし、実績のある設備会社なら必要書類の作成から消防設備の取り付けまでトータルでサポート致します。
弊社はまだ数軒のご依頼しかいただいておりませんが、必ず皆様のお役に立てるよう尽力いたします。

もちろん、民泊だけでなく、飲食店、診療所等、新規オープンされる際の消防設備の設置及び届け出はお任せください。

2016年10月05日更新

設備点検時の立会いについて

先日、弊社に消防設備の依頼がありました。

オーナー様に詳細なお話を伺うと長年設備点検を任せていた業者が
まともに点検をしていないということを住人の方から聞き業者を変更するというお話でした。

消防署からも消防設備点検の際は管理者様、オーナー様は設備点検の
立会いを推奨されています。

見ているだけでも今どんなことをしているかは何となくわかるものです。
管理されておられる物件の設備内容を目視されることは大切なことです。
ご多忙だとは思われますが、次回の点検時30分程度でも立ち会って見てはいかがでしょうか。



消防点検に関するお問い合わせは「株式会社ヨツバ117」まで!

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